(2020年10⽉3⽇発⾏)毎⽉随時発⾏(記事、論⽂等の引⽤は太⽂字)
URL: https://minna-de-wagaya.com/marugame-kodomo-nihongo/
◆ひろば活動が「NHKゆう6かがわ」10月9日(金)18:10~で放送されます。
NHKのデレクターから、コロナ禍の中、外国にルーツのある子どもたちの学習進展状況を放送したいとの依頼をうけ、9月12日(土)のひろばで取材を受けた。「ゆう6かがわ」で放送されるということでやや緊張ぎみ(実はボランティアメンバーだけで子どもたちは至ってリラックス)だったが、終始なごやかな雰囲気の中行われた。コロナ禍の中、子どもたちの学習の遅れが心配であるが実際はどうなのか、ひろばでは学校の休校中どう対応したのか、学校が再開された後のひろば活動に変化はあったのかなどが取材の目的である。それらに対しては、学校からは多くの課題プリントが配布され、子どもたちはそれをやり遂げる
ことができず、学習の遅れが心配であること、ひろばでは学校再開後の対応についてボ
ランティアメンバーで打ち合わせをたびたび行い、学習に自主性をもってもらうためにど
うすべきか、日本語を学ぶことをもっと重視した活動を行う必要があることなどが話し合
われたことを説明した。どんな放送になるのか、読者の皆さんも時間があればご視聴お願いしたい。 (取材風景)
◆外国人住民の感染、新規の8割 群馬県、大使館と連携し注意喚起
9/26(土) 毎日新聞
群馬県内で新型コロナウイルスの感染者数が増え続ける中、山本一太知事は25日の定例記者会見で、県独自ガイドライン(指針)の警戒度について現状の「2」を維持すると発表した。
直近1週間の新規感染者数の8割が外国人住民とみられ、各国大使館や栃木県などと連携し、多言語での啓発チラシの配布など注意喚起を図る。※外国人住民の集団感染が外国人差別につながらないか心配である。
◆「丸亀ふくしま�”#$みんなdeわが家」ニュース
〇このプロジェクトは三菱財団×中央共同募金会「外国にルーツがある人々への支援活動応援助成」を受けて実施します。このプロジェクトは、年間にわたる取り組みであり、光熱水費や補修費など古民家を維持管理するための経費や駐車場がないためその賃借料などが必要と
なる。このため、初年度は助成金を受けて実施することを考えていたところ、まるがめ子どもにほんごひろば メルマガ 第 94 号(創刊 2014.1)三菱財団と中央共同募金会が共同で、「外国にルーツがある人々への支援活動応援助成」という、このプロジェクトにピッタリの助成金募集があることをネット上で知り、それも7月末のぎりぎりの締め切りの中応募することができ
た。幸運にも助成金を受けることになったことから、私たちとしてはさらに身を引き締め取り組んでいきたい。
〇支援者の拡大
今後は、企画書をもって、行政、関係機関、企業などに説明し協力を要請するとともに、周知チラシ(多言語版含む)を作成し、地域住民、外国人住民への参加を促したいと思っている。
〇オープニングの開催
11月初旬のプロジェクトのオープンに際しては、地域住民と外国人住民との顔合わせをするためのイベントを計画している。例えば、地元自治会住民と外国人住民との出会いを演出する母語でのあいさつ・交流のワークショップ、地元自治会住民と外国人住民との地域共生に関する意見交換、外国人住民の生活、子育て、雇用等の相談会などである。よくよく検討し実施したい。
◆編集後記
総務省は「地域における多文化共生推進プラン」の改訂を行い、このたび公表した。主な点を要約すると、〇外国⼈住⺠を地域社会の⼀員として受け⼊れ、⼈の交流やつながり、助け合いを充実するための環境を整備し、多様性と包摂性のある社会を実現することにより、ポストコロナ時代の「新たな⽇常」を構築〇⾏政・⽣活情報の多⾔語化を推進〇地域の状況に応じた⽇本語教育を推進〇災害発⽣・感染症拡⼤に備えた情報発信・相談対応の体制を整備〇外国⼈住⺠と連携・協働し、外国⼈としての視点や多様性を活かして、地域の魅⼒発信、地域産品を活⽤した起業、地域資源を活⽤したインバウンド獲得等の取組を推進〇⾼度な専⾨性や⽇本語能⼒を⾝につけ、⽇本社会を深く理解する留学⽣の地域における就職を促進〇外国⼈住⺠が、主体的に地域社会に参画し、⾃治会活動、防災活動、他の外国⼈⽀援等の担い⼿となる取組を促進〇外国⼈住⺠に対する⾏政サービス提供体制の整備、国や企業と連携した労働環境の確保を推進することにより、都市部に集中しないかたちでの外国⼈材の受⼊れ環境を整備■編集・発行 香川まるがめ子どもにほんごひろば事務局 文責:安藤
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